タロットカード 占い
それぞれのカードには意味があり、カードの絵柄がそれを表している。ここから占い結果を読み取る。
カードの意味は正位置(上下の向きが正しい状態)・逆位置(上下逆さまの状態)で意味が変わり、正位置はカードの本来の意味を表し、逆位置は別の捉え方をしたものとなる。
原則として、正位置の意味はカードの善・陽の部分(例:戦車 前進)、逆位置の意味は悪・陰の部分(例:戦車 暴走)として解釈がなされる。
ただしカードの意味は占い師によって解釈が大きく異なる場合がある為、これが正解と言える解釈は存在しない。
大アルカナ(
Major Arcana、22枚)と小アルカナ(
Minor Arcana、56枚)の2種類78枚で1組。 一組のタロットカードのセットを、デッキという。
小アルカナはカードゲーム以外では余り使用されないため、市販のカードには大アルカナのみのセットも多い。
占いの方法としては、まずカードを裏向きにして机の上に置きシャッフルする。そしてシャッフルしたカードの中から数枚を引いて机の上に並べる。カードの並べ方には様々なものがあり、カードの並べ方のことをスプレッドと呼ぶ。シャッフル、スプレッド法も多種ある。
フランス語・英語:
tarot(タロー)、イタリア語:
tarocco(タロッコ)、ドイツ語:
Tarock(タロック)。
タロットという呼称が定着するまでは、ラテン語:
triumphus(凱旋)が使用されていた。このラテン語:
triumphusは「切り札」を意味する「トランプ」の語源として考えられているものの
tarot自体の語源については現存する資料・文献の希薄性等の理由により、未だ謎のままである。
・アルカナについて
アルカナとは、ラテン語で「秘密」「神秘」などを意味する、arcanumの複数形。タロットを神秘的なものと見るようになった19世紀頃から使われ始めた言葉で、それ以前には、単に「切り札(トランプ trump)」と呼ばれていた。
寓意札である大アルカナ、数札である小アルカナがある。小アルカナはさら
に4種類のスーツ(suits)に大別され、それぞれ1~10・ペイジ(Page)・ナイト(Knight)・クィーン(Queen)・キング(King)で構成される。
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